【仮面ライダーセイバー】第27章の詳しいネタバレ!禁書の少年と和解

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仮面ライダー
仮面ライダーセイバー第27章『哀しみを、笑顔に変えて。』の詳しいネタバレです。
前回最後に聖剣を封印されてしまった大秦寺さん。
荒れるかと思いきや意外と冷静で、今回はほぼ出番なしでした。
その分、今回のハイライトとなっていたのは禁書の中の少年
その正体、願いの内容が明らかに・・・
そして、敵のメギド側のあの人が突如退場となる一幕もありました。
今回もほぼ書き起こしでのネタバレとなっています。
それでは以下、どうぞご覧ください。
※最後の『ストーリーまとめ』には短くまとめたネタバレもあります。
【関連記事】前回のお話はこちら

第27章『哀しみを、笑顔に変えて。』の公式よりも詳しいネタバレ

 

ストリウスの禁断の術でパワーアップするレジエル。もう後戻りはできない・・・!!

禁断の秘術を使い、レジエルの本に新たなページを書き加えているストリウス。

その目的は、力を極限まで高めるたこと。

 

もう後戻りはできませんけどねぇ・・・
術を使いながらも怪しく笑うストリウス。

レジエルは術の炎に包まれながら、セイバーへの戦意をたぎらせていた。

「許さん、許さん、許さん許さん許さんンンンン!!!!」

 

少年と話をするため、リベラシオンへ。

ノーザンベースにて、封印された聖剣の調査を行う大秦寺を囲む一同。

 

賢人には、起こりうる様々な可能性の未来が見えている。
それが暗黒剣暗闇の秘められた力だ、とユーリは言う。

 

全ての聖剣を封印したその先、おそらく賢人は一人で世界を滅びから救うため戦うのだろう。

賢人ならやりかねない。しかし・・・

今度こそ、賢人と一緒に戦いたい。飛羽真はそう宣言する。

 

賢人と共に世界を救う。そのためにはまずは禁書『プリミティブドラゴン』を制御できるようにならなければ。

 

飛羽真は、意識を失っている間現れる少年が初めて声をかけてくれたことを思い出す。

「君も哀しいの?」

初めて聞いた、本の中の謎の少年の言葉。

あの時あの子は、飛羽真を心配してくれていた。

本当は優しく、感情を持つあの少年の心に寄り添いたい。

そして、哀しみから救って笑顔にしたい・・・

 

飛羽真は、自分の意思で禁書で変身し少年と話してみると提案する。

無茶な、と尾上には止められるが、ユーリと芽依は飛羽真を信じる、と背中を押す。

今度はもし暴走しても誰にも被害が及ばないように、と、飛羽真は修練所『リベラシオン』の中で変身すると皆に告げる。

 

一方その頃、レジエルは書き換えられた本を使い、幻獣を司るレジェンドメギド『レジエル・フォビドゥン』に変身。

飛羽真を誘き出すべく、街で暴れようとしていた・・・

 

自分の意思でセイバープリミティブドラゴンに変身した飛羽真。待っていたのは・・・

リベラシオンにこもり、プリミティブドラゴンに変身した飛羽真。
意識の中の世界で少年に話しかけ、手を差し伸べようとする。
しかしその瞬間少年は白骨のドラゴンに変身し、炎の攻撃で飛羽真を変身解除に追い込んでしまう。

 

いきなりの事に驚きながらも飛羽真は変身を繰り返すが、何度やっても少年の炎に焼かれ変身解除してしまう。
君を救いたい!と必死に少年に訴えるも、人間に何がわかる』そう言われまた炎に包まれ変身解除。

少年の気持ちを聞き出すことができない。
しかし、最後に変身解除する間際、飛羽真は少年の「みんなどこなの?」という呟きを耳にする。
あれは一体・・・?

 

そうして少年の思いを聞けないまま飛羽真はリベラシオンから出るが、ふと気づくと尾上とユーリがいない。

聞くと、レジエルが街で暴れ出し、尾上とユーリはその対応に出たと言うのだ。

これまでと桁違いの強さになったレジエルに、ユーリたちは苦戦していた。

 

飛羽真も現場に急行するが、途中母親とはぐれた少年を見かけたことで、意識の中の少年の言葉の意味を理解する

 

暴走から突如動きを止めたセイバー。意識の中では・・・

現場に駆けつけるなりレジエルから一撃を浴びる飛羽真だったが、とっさにドラゴニックナイトに変身したことで回避。

しかしまたも禁書があらわれ、勝手にセイバープリミティブドラゴンに変身し、意識を乗っ取られて暴走してしまう。

ユーリは暴走するセイバーを、バスターはレジエルを押さえ込むために戦いを挑む。

 

その様子を物陰から見つめる賢人、そして倫太郎。。。

 

そんな中、意識の中で飛羽真が白骨ドラゴンの鼻先に触れたことで、セイバーは突如動きを止めてしまう

飛羽真はドラゴンの炎に耐えながら、必死でドラゴン(である少年)の心に寄り添おうとしていた。

 

バスターとエックスソードマンはセイバーが動き出すまでレジエルを足止めしようとするが、強烈な攻撃に変身解除に追い込まれる。

ここぞとばかりにセイバーに襲いかかったレジエルだったが、様子を見ていた倫太郎がブレイズに変身。
レジエルの攻撃を止める。

 

ドラゴンが求めていたのは、破滅ではなく友達だった

意識の中、飛羽真はドラゴンの鼻先を抱きしめながら問いかけた。
「君が悲しんでいる理由を教えてくれ」

 

それに答えるかのように、ドラゴンはゆっくりと語り出す。

 

昔は、ドラゴンと人間は仲良く幸せに暮らしていた。

でもある時、ドラゴンを恐れた人たちに仲間のドラゴンは狩られ、残ったのは僕一人。

 

哀しみの理由を知り、飛羽真の目からは涙が・・・

少年(ドラゴン)が探していた「みんな」とは仲間のドラゴンたちのことで、
彼は仲間が殺されていなくなり一人ぼっちになったことを悲しんでいたのだった。

 

僕は一人ぼっちなんだ…そう悲しむドラゴンにいてもたってもいられず、飛羽真は優しく語りかける。
「君の物語には続きがあるんだ」

そう言って、即興で作った物語を語り始めた。

 

仲間を探し疲れて眠るドラゴンの耳に、ふと、誰かの声が聞こえました。

「君は一人ぼっちじゃないよ、友達ならいるよ。

君のすぐそばに。耳を澄ませてごらん。何が聞こえる?」

ドラゴンが答えます。

風の音、笑ってる。

水は歌ってる。

土は懐かしい匂いがする。

火は、すごく暖かい。

 

飛羽真の物語を聞き、泣き止んだドラゴンは少年の姿に戻って尋ねる。

「みんなは友達?」

 

「そうだよ。友達は、この自然の中にたくさんいるんだ」

 

少年の目を見つめ、はっきりと答えた飛羽真に少年は微笑む。

「ありがとう、友達を見つけてくれて」

仲間のいない寂しさに嘆き続けたドラゴン(少年)は、こうして哀しみから救われた。

 

「俺とも、友達になってくれないかな?」

そう言って飛羽真が差し出した手をとり、握手をする少年。

その途端、飛羽真の持つ本のドラゴンと反応し、少年は輝くドラゴンになって空へ舞い上がる…!

 

飛羽真は、禁書の中の少年、すなわち孤独なドラゴンと和解することができたのだった。

 

禁書の少年と共に戦い…新たなフォームに変身するセイバー

一方現実世界では、動きを止めたままのセイバーを庇いブレイズ達が戦い続けていた。
しかし、渾身のライオニックバーストも弾きかえされ、ブレイズは変身解除。

 

隙ができるとセイバーを襲おうとするレジエルを引き止めるべく、尾上とユーリも必死に剣を振るう。

しかし3人が地面に倒れた一瞬のうちに、レジエルはセイバーへ向けて強力な一撃を放ってしまった!

「俺の前から、消えろおおお!!!」

攻撃はセイバーに命中し、爆発音が響く…

 

しかし、燃え上がる炎の中に青い光が浮かび上がる。

その光の中には、握手する飛羽真と少年の姿が…

 

次の瞬間光が消えると、そこに無傷の飛羽真が姿を現した。

飛羽真の手には新たに誕生した本『エレメンタルドラゴン』と『プリミティブドラゴン』が。

 

「一緒に戦ってくれ…」

そう言うと、飛羽真は『プリミティブドラゴン』に『エレメンタルドラゴン』を挿入。

新たな姿、セイバーエレメンタルプリミティブドラゴンへと変身する。

 

新たな姿となったセイバーは桁違いの力でレジエルを圧倒。
強力な一撃すらも弾き返し、レジエルを地に投げ飛ばす。

 

「なぜ人間如きにこんな力が!!」

怒りと悔しさに叫んだレジエルに、セイバーは静かにこう返す。
「お前も元は人間だったんだ」

 

馬鹿なことを!そう笑い飛ばそうとしたレジエル。
しかし、セイバーの言葉をきっかけに人間だった頃の記憶が一瞬蘇ってしまう。

 

浮かぶのは、ワンダーワールドの美しさに感動する自分。

そして、ズオス・ストリウスと肩を組み、タッセルと笑顔で頷き合う場面…

 

しかし、失ったものはもう戻らない。

嘘だ!!!俺は人間なんかじゃない!!!
垣間見た記憶を振り払うかのように、レジエルはセイバーに斬りかかる。

激しく剣をぶつけ合う2人だったが、セイバーの渾身の攻撃でついにレジエルの体は崩壊し始める。

 

禁断の秘術を使ったあいつはもう助からない。お前の手で救ってやってくれ。
そのユーリの言葉に頷き、セイバーは必殺技『森羅万象斬』でとどめをさす。

 

斬られたレジエルは苦しみながらも、最後に薄く微笑み、爆発。

この世界から消滅した。

 

「レジエル、あなたの物語は、ここで終わりです」

物陰で様子を見ていたストリウスは、静かに呟くとその場を去った。

 

飛羽真とタッセルのファーストコンタクト

戦いを終え、自分の意思で変身解除した飛羽真は、何故かまた意識の中の世界にいた。

 

目の前には禁書の少年と、彼と手を繋ぐ緑の頭髪の男(タッセル)…?

 

「やっぱり君はすごいよ、神山飛羽真〜!」

初対面の謎の男にそう言われ、飛羽真。

困惑して思いっきり首をかしげてしまう。

「あなたは・・・?」

やっとの思いで尋ねると、男はなんでもないように微笑みながら自己紹介する。

 

「僕はタッセル」

そして、少年の頭を優しく撫でながらタッセルは続ける。

「ありがとう、誰にも救えなかったこの子の魂を救ってくれて。

きっと、“あの少女”も喜んでるはずだ

 

それはルナのことですか?!

あの少女、という言葉に反応し問い返す飛羽真に、タッセルはさらに続ける。

 

「世界は今、最悪の方向へと向かっている。

君は、早くあの子と合わなければ、ダメだ!」

 

タッセルが言い終え、気づくと飛羽真は現実の世界に戻っていた。

駆け寄ってくる芽依や大秦寺、ユーリに尾上。

 

少年が求めていたのは破滅などではなく、友達、仲間でした。

俺も一人じゃない、、、

皆にそう言い微笑む飛羽真と、その言葉に頷き返す仲間たち…

 

その光景を見守っていたのは、戦闘後駆け寄らず一人離れた場所にいた倫太郎。

「飛羽真くん、僕の覚悟も決まりました」

険しい顔でそう言うと、踵を返しどこかへ去っていく。

 

倫太郎のいた場所の近くには賢人もいた。

しかし賢人は「それでも未来は変わらない」と無感情につぶやくのだった…

 

 

個人的な感想や考察など

 

禁書の中の少年=仲間を失った孤独なドラゴン、だった

ここ数回続いていた謎の少年の正体がついに判明!
数回前の話の中で尾上の息子そらが描いていた通りの、仲間を失ったドラゴンなのでした。

また、彼と和解できたことで、飛羽真は無事禁書『プリミティブドラゴン』を制御できるようになりました!

 

主人公が意識を失って暴走するという闇堕ち状態にハラハラしていましたが、どうにか収拾がついて一安心。

 

また、この孤独なドラゴンの哀しみに寄り添ったことで、新たな本『エレメンタルドラゴン』が出現しました。

飛羽真と少年がと握手したシーンで、白骨のドラゴンに寄り添うように飛んでいた赤いドラゴンがいて、何かなぁと思っていたのですが…
そのドラゴンが、どうやらこの新しい本となったようです。

 

一緒に戦ってくれ〜のくだりで2冊の本持ってた時、赤い方を最初ドラゴニックナイトかと思っていた私。

ドラゴニックナイトは灰色のはずだし、赤い本と言えばブレイブドラゴンだけどもっと小さい本だったはず?

しかも本のセリフも聞いたことないやつだ〜あれ?何だこの本?ってちょいと混乱/(^o^)\

 

新しい本が説明なしに次々登場するから、たまに確認しないと訳分からなくなりそうですw

同じように混乱した方、↑の3行を読んで は?と思った方はぜひ番組公式サイトのワンダーライドブック一覧でご確認くださいね。

 

レジエルが退場した件

メギド3人衆の1人、レジエルが今回で退場。

結構唐突に退場してしまったので個人的に少し驚きました。

 

セイバーに負けたことをものすごく根に持っていた人、という印象しかなかったのですが・・・

最初のうちはどちらかというとズオスの方が単純ですぐ怒ってたイメージでしたよね?(失礼)

 

ここ数回でひどくセイバーに固執

→他のメギドの本を大量に吸収してパワーアップしたのにそれでも負け

→ついには禁断の秘術にまで手を出してやっぱり負け

→からのフェードアウト。

最後に少しだけ人間の頃の記憶を取り戻して、なんなら穏やかな表情まで浮かべちゃうし…

これまでほとんど思い入れはなかったのになんだか悲しくなってしまう退場の仕方でした。

 

倫太郎の覚悟とは?

セイバーを庇うために一緒に戦ってたのに、最後は飛羽真に駆け寄ることなく遠巻きに見ていた倫太郎。

もうどさくさ紛れに輪に入ってても全然違和感ないくらいだったのに〜

 

そんな彼も何やら覚悟を決めた様子。

小さな覚悟を積み重ねてきた倫太郎ですが、ついに組織と決別して飛羽真側につく、のか…?

次回あたりその覚悟の内容も明らかになりそうな雰囲気ですね。

 

第27章のストーリーのまとめ


まとめると、今回のストーリーは以下のようになります。

暗黒剣暗闇の力で起こりうる様々な未来を見た賢人は、たった一人で世界を救おうとしている。賢人一人に全てを背負わせず、一緒に戦う為に。そしてルナを救い約束を守る為にも、禁書『プリミティブドラゴン』を制御できるようにならなければ!飛羽真はまずは意識の中の少年と話をするため、一人でリベラシオンにこもり自らの意思でセイバープリミティブドラゴンに変身する。
しかし、話をしようとすると途端に少年は白骨のドラゴンとなり、強制的に飛羽真を変身解除に追い込んでくる。何度変身しても少年の真意を聞き出せず変身解除され飛羽真は困惑するが、最後に「みんなどこなの?」というドラゴンの呟きを耳にする。その意味するものとは…?
そこで手詰まりとなり一旦リベラシオンを出た飛羽真。彼を待っていたのは、レジエルが街で暴れているという情報だった。禁断の秘術を使い力を増したレジエルに苦戦する尾上とユーリ。飛羽真も現場へ急行し応戦するが、またもや禁書に意識を奪われ暴走してしまう。
再び意識の中で少年と出会った飛羽真は、少年の心に寄り添おうと必死でドラゴンの鼻先を抱きしめる。飛羽真の熱意に打たれたドラゴンは、ついに哀しみの理由を語る。ドラゴンは仲間を失い一人ぼっちになってしまったことを哀しみ、同時に切実に仲間を求めていたのだった。ドラゴンの哀しみの理由を知った飛羽真は、彼の物語の続きを作って聞かせることでドラゴンを哀しみから救いだした。
こうして禁書の中の少年と和解し、共に戦うことで飛羽真はレジエルを撃破。意識の中でタッセルとの初対面も果たし、ついにルナへの手がかりを得るのだった。
次回、第28章の放送日は3月21日です。
最後までご覧下さりありがとうございました!
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