拾ったどんぐりの有効活用方法!◯◯に寄付してみたらすごく良かったのでおすすめしたい!

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子育て

すっかり秋らしい気候になりました。
その秋の風物詩とも言えるのが、子どもが園や公園で拾ってくるどんぐり

 ビニール袋にぎっしり、どっさり…すごい量!

子どもたちが嬉しそうにどんぐりを拾い集める様子は、とっても微笑ましい!
けれど、気づくと部屋のいたるところに落ちていたり、運が悪いと芋虫が出てきたり
家に持ち帰った後のことを考え、少し憂鬱になってしまう親御さんも多いのではないでしょうか?
工作に使うとしても限界があるし、せっかく作った作品も長くは置いておけないですよね

しかし去年、そんな話を友人にしたところ、

◯◯に寄付するのはどう?
◯◯を助けてあげるのに使われるよ、って伝えれば

子どもも納得してどんぐりを手放してくれるんじゃないかな。

親としても、捨てるより罪悪感なく手放せていいよね』

と教えてもらいました。

実行してみたところすごく簡単でしたし、我が家の子どもの反応も良かったです!
どんぐりの処分方法にお困りの親御さん達の役に立てるかもしれないので、今回はその方法をシェアしていきたいと思います。

それでは、以下どうぞご覧ください。

どんぐりの寄付先は…一般社団法人 奈良の鹿愛護会

友人が教えてくれたのは『どんぐりを奈良公園の鹿たちに寄付する』というもの。
正確には、奈良公園の鹿を保護•育成したり、それに関わる調査研究を行っている団体『一般社団法人 奈良の鹿愛護会』への寄付ということになります。

一般社団法人 奈良の鹿愛護会って?

少しとっつきにくい難しい名称ですが、一般社団法人 奈良の鹿愛護会とは?
どんな法人なのでしょうか?

奈良の鹿愛護会は、奈良公園付近に生息する天然記念物「奈良のシカ」の保護育成をする団体です。
1934年に設立された団体で、奈良公園の敷地内に事務所を置き、「奈良のシカ」の保護育成に関わる業務を行なっています。

どんな活動をしているの?

一般社団法人 奈良の鹿愛護会の事業内容は次の通りです。

・「奈良のシカ」の保護育成
・保護事業のための調査研究
・保護思想の普及啓蒙
・生息環境保全活動及び環境教育
・恒例伝統行事の保存継承
・その他この法人の目的を達するために必要な事業

一般社団法人 奈良の鹿愛護会HPより引用

具体的には、生息地内の巡回パトロールをして、怪我や病気、妊娠したメスの鹿を救助•一時保護したり、発情期のオス鹿のツノを除角したり、救出通報等による緊急保護に出動し、治療や手当を行うそうです。

また、そういった保護活動の中で鹿の頭数調査や行動圏の調査・研究する他、奈良のシカの魅力や保護について伝える取り組みを行ったり、鹿の角切りや鹿寄せといった伝統行事の保存•継承なども行なっているようです。

寄付したどんぐりはどのように使われる?

どんぐりの寄付/一般社団法人奈良の鹿愛護会

奈良の鹿愛護会では、公式にどんぐりの寄付を支援として受け付けています。
既に紹介したように、奈良の鹿愛護会ではケガや病気・妊娠中のメスの保護を行なっていますが、その鹿を保護を行っている施設を『鹿苑(ろくえん)』と言います。
寄付したどんぐりは、この鹿苑で保護されている鹿の飼料の一部として活用されます。

どんぐりを寄付してみよう!寄付する方法は?

さて、どんぐりを寄付するにはどうすればいいのでしょうか?
寄付方法はとても簡単です!
直接愛護会事務所(アクセスを見る→)まで持っていくか、下記宛先に宅配便等で送るだけです。

〒630-8212 奈良市春日野町160番地1
一般財団法人 奈良の鹿愛護会 宛

一般社団法人 奈良の鹿愛護会HPより引用

奈良公園近郊の方であれば直接持ち込みもできそうですね!
量が少なかったり、遠方の方であれば郵送するのが楽そうです。

去年の我が家の場合、砂場バケツに山盛り1杯程度だったので郵送することに。
1ヶ月程度ベランダで乾燥させた後ジップロックに詰め、レターパックライトで発送しました。

どんぐりを寄付したら…お礼のシールが届いた!

子どもと一緒にどんぐりをポストへ投函し、1ヶ月程度でしょうか?
すっかり忘れていた頃に、受領証とシールが届きました!

送ったどんぐりの重量も記載されています。

可愛い緑色のシールは、送ったどんぐりの重さに応じて枚数が決まるようです。
寄付を提案してくれた友人に後から聞いたところ、友人は封筒に入るくらいのどんぐりを送り、シールは1枚入っていたと教えてくれました。

お礼の手紙を受け取って、ちゃんと届いたことが子達にも実感できたようです。
届いた手紙とシールを見ながら、
「シカさんたちどんぐりもぐもぐ、おいしー!してるかなぁ?^^」
と嬉しそうに話し、祖母に電話した時にも話題にしていました。

自分が集めたどんぐりが動物のごはんになって、おいしく食べてもらえたら嬉しいですよね♪

約1年経った今年の秋も、どんぐりを拾いながら、
「シカさんたちにおくってあげたいな〜、おおきなどんぐりいっぱいさがそう!」
と言っていたので、子達にとっても印象深く、記憶に残る出来事になったようです。

 

【2022年10月20日追記】
今年から郵送でのお礼がなくなったようです。
どんぐりを発送して数日後に、職員の方からお礼のお電話がありました。

シールがもらえなくなってしまったのは少し残念…でも、経費削減ということでしょうね^^;

どんぐりの寄付、を選択肢のひとつに

どんぐりを奈良公園の鹿のごはんとして寄付する話。
いかがでしたでしょうか?

楽しくどんぐりを拾った後、さて、どうしよう?
そう、どんぐりの処理方法に悩む親御さん達の選択肢のひとつになれば幸いです。

最後までご覧くださりありがとうございました!

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