仮面ライダーセイバー第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」のほぼ書き起こしネタバレです。
相変わらず屋上で黄昏る賢人、芽依の質問を無視して言いたいことだけ言うソフィア。
最後の倫太郎の吐血シーンでは衝撃を受けた人も多かったのでは?
子ども向けの番組で吐血って近年なかなかない気がします…
今回も忙しい展開でしたが、これまでよりもシリアスな展開となっていたように思います。
今回も放送内容を書き起こしました。どうぞご覧ください。
【関連記事】第10章のネタバレはこちら
https://curious-aako.com/kamenridersaber-10/
第11章「乱れる雷、広がる暗雲。」の公式よりも詳しいネタバレ
思い悩み続け、仲間への配慮を失いつつある賢人。諫める倫太郎と衝突
カリバーの正体は父ではなく、先代炎の剣士・上條だった。
父に一体何があったのか…? 父はどこへ行ったのか…?
思い悩む賢人は、全てを知っているであろう上條から真実を聞きださなければ、という思いに囚われる。
15年前の記憶を思い出しつつある、といいながらまだ記憶を取り戻せない飛羽真にも苛立ちを押さえられない。
今にも暴走しそうな賢人に対し倫太郎は、熱くなりすぎです、剣士たるもの私情は控えるべき!と激昂しつついさめるが、賢人は聴く耳を持たない。
大秦寺に止められても2人の言い合いは止まらず、賢人はノーザンベースを飛び出し、倫太郎も彼を止めようと続いて出て行ってしまう。
次に向けての動きを見せるメギド達。一度に6つのワンダーワールドが開かれる
6人の剣士が出揃い、時が来たと興奮するズオス達メギド。
レジエルは6体のゴブリンメギドを召喚し、それぞれがワンダーワールドを作り暴れ始める。
異変を探知した芽依の本が反応し、ベース残っていた飛羽真が現場へ向かった。
飛羽真と一緒に行こうとした芽依だったが、ソフィアに呼び止められ、何かの『鍵』を託される。
少し留守を頼みます、と言い残しソフィアまでがどこかへ行ってしまい、芽依はまたしてもベースに留守番させられてしまうのだった…
ゴブリンメギドに襲われた人々は赤い影になり地面に張り付いていく…
現場に居合わせた蓮は剣斬に変身。
尾上も別のワンダーワールドに居合わせていたが、入る直前にデザストに呼び止められ戦闘に入る。
仲間であり友人…賢人を放っておけない倫太郎。
ノーザンベースを出た後も賢人の後をついていく倫太郎。
賢人が勝手な行動を取らないよう見張っている、と言いながらも、心配でならないのだろう。
家族がおらず、組織に育てられた自分には『裏切り者の父を持った』賢人の気持ちはわからない。
しかし組織は倫太郎にとっての家、剣士は家族同然。だから命をかけて守ると誓ったのだと倫太郎は賢人に語り掛ける。
そこへ賢人のガトライクフォンが鳴り、賢人は玲花からのカリバーの居場所を告げられる。
そこは河原の高架下、カリバ―と、彼を追ってきたソフィアがいた…
ゴブリンメギドと戦うセイバー。素直すぎるのは欠点か…
剣斬が戦っているワンダーワールドとは別のワンダーワールドへ駆けつけた飛羽真。
次々と人々に襲い掛かるゴブリンメギドに立ち向かうべく、飛羽真もセイバーへと変身する。
メギドから卑怯なフェイントをかけられ手痛い一撃をくらうが、現れたスラッシュに危ないところを助けられる。
「ブレーメンのロックバンド」を手渡され一気に決めようとするが、そこへズオスも現れ混戦模様になっていく。
疑心暗鬼に陥り暴走する賢人
「お久しぶりですね、上條大地」そうソフィアから呼びかけられ、変身を解いた上條は語る。
全てを捨て、真理を手にするために悪魔に魂を売ったのだ、と…
そこへ駆けつけた賢人と倫太郎。
ソフィアとカリバ―が一緒にいるところを目撃し、賢人は2人が裏で繋がっていたのかと勘違いし激高する。
弁明するソフィアの話も、倫太郎の静止も聞かず、問答無用でカリバ―に襲い掛かる。
エスパーダの攻撃をいなしながら、裏切り者は賢人の父だ、自分が斬ったと冷たく告げるカリバ―。
怒りのあまり我を忘れたエスパーダは、ゴールデンアランジーナへとチェンジし、カリバ―を圧倒していく。
しかし、その捨て身の攻撃を見たカリバ―も「私も全力で相手をしよう」と邪悪で強大な力をもつ本『ジャオウドラゴン』でジャオウドラゴンへとチェンジする。
その禍々しく圧倒的な力でエスパーダを追い詰めていく。
戦いの様子を悲壮な思いで見守っていたソフィアだが、突如白い煙に包まれ姿を消してしまう…一体どこへ?
突如現れた謎の光の柱。ワンダーワールドに何が起きているのか?
その頃セイバーは、スラッシュから受取った『ブレーメンのロックバンド』でドラゴンブレーメンにチェンジ。
『火炎旋律斬(かえんめろでぃざん)』という動物が現れる必殺技でゴブリンメギドを倒す。
一方別のワンダーワールドで戦う剣斬もゴブリンメギドを倒していたが、その時異変が起きた。
突如、ワンダーワールドからはじき出される飛羽真と大秦寺!
2人が現実世界から振り返ると、異世界の入り口となる本から赤い光の柱が猛然と立ち上がっていた。
剣斬が戦っていたワンダーワールドからも、緑色の光の柱が同様に立ち上がっていた。
尾上と戦っていたデザストは、それを見て「とてつもなく面白いことが始まった…」と怪しく笑う。
一体何が起ころうとしているのか…
圧倒的な力の差で追い込まれた賢人を庇い、崩れ落ちるブレイズ…
互いに3冊斬りで必殺技をしかけるエスパーダとカリバ―。
しかし圧倒的に強いカリバ―ジャオウドラゴンの攻撃によって、賢人は変身解除に追い込まれてしまう。
地にひれ伏す賢人にカリバ―は止めを刺そうと剣を振り下ろす…!
しかし、その強烈な一撃を受け止めたのは賢人を庇おうと間に入ったブレイズだった!
変身を強制解除され、血を吐きながら倒れこむ倫太郎。
重症の倫太郎を抱き起こし「なんで俺なんかのために…」と悲痛な問いを投げる賢人に、「賢人は仲間で…家族ですから」とほほ笑む倫太郎。
意識が遠のいていく倫太郎に、賢人は必死に呼びかけ続ける…
そんな2人を残し、カリバ―は不気味な言葉を残しながら去っていく。
「もうすぐ世界が終わる。そして私は心理を手にする」
そして、タッセルのもとにも『彼』がやってきた様子。
タッセルのいう『彼』とは一体誰なのか…
おわりに
ここ数話ずっと思い悩む様子が描かれていた賢人。
当初は父が組織を裏切っていたことについて悩んでいた様子でしたが、前回の放送回でカリバ―は賢人の父ではなかったことが判明し、さらに父の行方についても思い悩む羽目になってしまいました。
そんな悲痛な思いをし続けたために、段々と周りが信用できなくなり、暴走し始めてしまいます。
倫太郎の、自分を犠牲にしてまでも仲間大切に思う心に何かを感じてくれればいいのですが…
果たして倫太郎は無事なのでしょうか?
次回放送は11月29日の予定です。
最後までご覧くださりありがとうございました!