仮面ライダーセイバー第15章「覚悟を超えた、その先に。」の詳しいネタバレです。
今回の大きな出来事は、
・光の柱と巨大な本の撃破
・上條大地と飛羽真の戦い
・15年前の事件の真実が明らかに!
といった内容でした。
今回も盛りだくさんでしたね!
今回もほぼ書き起こし状態で内容をまとめました。
以下、詳細なネタバレとなっています。
どうぞご覧ください。
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第15章「覚悟を超えた、その先に。」の公式よりも詳しいネタバレ
巨大な本の中で戦うセイバー、現実世界で戦う仲間たち
カリバ―を追って巨大な本の世界に飛びこんだ飛羽真。
前へ、前へ、ひたすら流れていく景色はどうやらその世界では歴史を遡っているようだった。
前を飛ぶカリバ―を追って、ひたすら先へと進んでいく…
セイバーがカリバ―を追いかけていったにも関わらず、慌てることなく余裕な様子のストリウス達。
現実世界に帰ってこられるのは真理を手にした1人だけだ、と衝撃の事実を告げる。
そのことを知らなかったバスター達は慌てる。
本はどこへ繋がってるんだ!!
バスターの問いかけに答えたのはストリウス。
2人が飛び込んだ先にあるのは『無限にして永久の場所』、そして『知識の源』。
言うや否やバスター達に向かって一撃を放ち、4人は変身解除させられてしまう。
芽依も時を同じくしてその場に駆け付け、倒れこむ倫太郎を抱え起こす。
知識の源とは一体何なのか?問いかける大秦寺に対し答えたのはストリウスだった。
カリバ―たちの向かう先にある、知識の源とは?
ストリウスはゆったりと、語り始める。
知識の源、またの名を目次録。
それは2000年前にばらばらになってしまった全知全能の書の、唯一残った目次のページのこと。
その失われた本には世界の始まりから終わりまで、あらゆる情報が記されている。
それが、巨大な本の中、2人の目指す先にあるのだという。
巨大な本の中の世界を移動しながら、カリバ―も現実世界の会話とリンクするように目次録について語る。
目次録を手に入れ、世界に散った全ての本を集めた時、全知全能の書は復活する。
そして私は神にも等しい、絶対的な力を手にするのだ、と、
その力を利用し、世界を作り変えることがメギド達の狙いだったのだった。
メギド達にとって、正しく美しい世界、そして人間にとっては地獄のような世界に。
語りながら、変身を解いたストリウス達は素手や蹴りで大秦寺や倫太郎に攻撃を加え続ける。
メギド達の目的を阻止し世界を救うため、変身解除させられたまま4人は必死に戦うが、劣勢の状況が続いていた。
本の中の世界を飛びながらキングアーサーの本を使い、カリバ―に強烈な一打を放つセイバー。
背後からの攻撃に流石のカリバ―も反応しきれず、軌道を外れ地面に向かって墜落していく。
世界と仲間、どちらを選ぶのか?突きつけられた決断
劣勢の状況ながらも、せめて光の柱を壊そうと戦う尾上たち。
倫太郎以外の3人がメギドを食い止め、倫太郎に柱を破壊させようと動き出すが、それをききつけたストリウスが囁く。
光の柱を壊し本の扉を閉じてしまうと、セイバーは現実世界にもどってこられなくなりますよ?
そう聞き動きが止まる4人。
世界と仲間どっちを選ぶんだ?!メギドたちの高笑いが響いた。
賢人の二の舞に…闇の力に飲み込まれてしまった飛羽真
セイバーとカリバ―は落ち葉の積み重なる森の中に着地する。
もう少しで真理にたどり着けたものを!
憤るカリバ―は続ける。
お前が救おうとしている世界が何者かに作られた世界だとしたら?
そして既に世界の終わりが決まっていたとしたら、それでもお前は戦うのか!?
考えてもみなかった質問にセイバーが怯んだ、次の瞬間。
カリバ―からの賢人が受けたのと同じ闇の一撃を受け、セイバーは暗闇に飲まれてしまった。
攻撃の衝撃で弾き飛ばされ、地面にささる2本の聖剣…
暗闇の中の世界。変身解除された飛羽真は震えていた。
賢人の死も決まっていたというのか?
俺は何もできなかった、何も救えなかった…
無力感に襲われ、闇に脅かされながら飛羽真は蹲る。
芽依ちゃんの喝!再び立ち上がる剣士たち
世界を救うためには光の柱を壊さなければ、
でも、それでは、飛羽真はどうなる?
決断出来ず、一方的に攻撃を受け続け地面に倒れる倫太郎たち。
圧倒的に強いズオス達に歯が立たず、気力が追い付かない状態だった。
このままでは、世界も飛羽真も救えない!
様子を見守っていた芽依がその姿を見かね、意を決してツカツカと4人に近づき声を張りあげる。
「顔をあげろ、倫太郎!」
その声の強さに驚き、一斉に芽依を見上げる倫太郎たち。
「飛羽真は必ず帰ってくる!約束したでしょ。
うちは飛羽真を信じる。
だって…必ず約束は守るやつだもん」
4人はその言葉に深く頷き、もう一度立ち上がろうとする。
闇の力に飲まれそうになった飛羽真を救ったのは…!
闇の世界で蹲る飛羽真の前に突如黄色い光が輝き、死んだはずの賢人が現れた。
「おまえにはまだやらなきゃいけないことがあるだろ」
そういうと賢人の姿は眩い雷に代わり、より一層激しく輝いた。
その光を見つめ、覚悟を決めた飛羽真。
たとえ未来が決まっていたとしても、俺は大切な仲間達と一緒に、俺たちの世界を守る!!
そして雷を掴んだ飛羽真の腕は、地面に突き刺さっていた雷鳴剣雷土を握りしめていた。
闇の力で一度は消えたものの、飛羽真は復活し、再び上條と対峙した。
決断!次々と光の柱を破壊するブレイズ
あいつはいま戦っている、俺たちも一緒に戦うぞ!
本の中の世界で戦う飛羽真を思い、その姿に勇気づけられ、再び変身し戦う4人。
それぞれが即読撃を繰り出し、ストリウス達を圧倒していく。
勢いを取り戻した4人の姿に芽依は安心したように笑い、声援を送る。
「倫太郎!思いっきりやっちゃってー!」
ブレイズは芽依の言葉に「任せてください!」と返し、キングライオン大戦記でライオン変形!
光の柱を撃破した。
上條によって語られた、『15年間に起きたこと』とは。
どんな結末が待っていようと世界を守る!
覚悟を決め甦った飛羽真を前に、15年前の出来事を語り始めるカリバ―。
上條の仲間であり友だった賢人の父、冨加宮が、あの日裏切った。
世界をつなぐことができる特別な存在であるルナを犠牲にして、2つの世界をつなぎ、そこで普遍の真理を得ようとしていたのだ。
冨加宮は、それが世界を救い、『真の平和』へと至る唯一の道だと信じていた。
「”あの方”もそう言っておられた!」そう言い、凶行を止めようとする上條の声にも耳を貸さない冨加宮。
しかし次の瞬間、何が起きたか。
ルナは本の世界に吸い込まれてしまい、巨大な本とともに消失。
上條は冨加宮を切り捨て幼い飛羽真を守ることで精いっぱいだった。
そして気づいた。
冨加宮を変えてしまったのは、ソードオブロゴスの中にいた裏切り者だったのではないか?
冨加宮の言っていた『あの方』がその裏切り者なのではないか?
そして上條は覚悟を決めた。
そして上條は覚悟を決めて組織を離れ、全ての罪を背負った。
メギドを組んででも、大切な友を裏切り者に変えてしまった真の敵を見つけ出し、真実を明らかにするのだと。
そして、組織の中枢にいる真の敵をみつけ、その敵と戦うためには力が必要だったため、
冨加宮が求めていた不変の真理を自分も手に入れようとした。
街や街の人、そして賢人を犠牲にしてでもやり遂げる!
それがカリバ―/上條の覚悟だった。
次々と光の柱を破壊するブレイズ
現実世界では、気力を取り戻した剣士たちが好戦していた。
ブレイズは、剣斬から「ジャッ君と土豆の木」、バスターから「ブレーメンのロックバンド」、スラッシュから「子ぶた3兄弟」を受取り、それぞれの本を読み取ることでライオニックバーストを赤い光の柱を撃破した。
続いて、「天空のペガサス」「ライオン戦記」「ピーターファンタジスタ」を次々読み取り、ライオニックバーストで青い光の柱も破壊。
続いて「キングライオン大戦記」を読み取り、ライオニックフルバーストでオレンジの柱をも爆破。
カリバ―をついに撃破!聖剣と真実を突き止めることを託されたが、背後から…
あなたは間違っている!仲間を信じ、共に戦うべきだった!
上條のやり方を否定し、ドラゴニックナイトで変身したセイバー。
ドラゴンに乗ったカリバ―に応戦するため自分もドラゴンに乗り、一騎打ちに挑む。
例え世界の終わりが決まっていたとしても、物語の結末は俺が決める!
お互いに必殺技を繰り出す中、覚悟の強さでセイバーが競り勝ち、とどめの一撃、『ドラゴニック必殺撃』でカリバ―を圧倒。
お前が私に代わって真実を見つけてくれ。
全ての元凶となった組織の裏切り者は誰かがわかれば、本に飲み込まれた少女につながるはずだ…
飛羽真に自分の代わりに真実を見つけてほしい、そう語る上條。
しかしその声は突如途切れ、背後から上條の胸に刃が突き立てられた。
それは、デザストの刃だった。
倒れた上條から自身の本『デザスト』を取り戻したデザストは満足気に立ち去る。
駆け寄る飛羽真に暗黒剣暗闇を託し、上条は息絶えた。
賢人も上條も同じものを探していたことに気づいた飛羽真。
突然炎が上がり燃え始める風景。
光の柱が破壊されたことで、巨大な本の中の世界も崩壊していっているのだった…
最後の光の柱を破壊!飛羽真は間に合うのか?
ブレイズは必殺技、ライオネル・ソウル・スプラッシュで最後に残った緑の光の柱も撃破。
全ての光の柱の破壊に成功し、世界を救ったのだった。
今回の計画は失敗しましたが、まあいいでしょう…
もはやセイバーは戻ってこれないと思ったのか、余裕を残し去っていくメギド。
剣士達は変身を解き、飛羽真が帰ってくると信じ、少しずつ閉じていく巨大な本を見守る。
本が閉じ、消える直前で赤い小さな光――セイバー――が見えた。
巨大な本が消えるすんでのところで、飛羽真は戻ってこれたのだった。
飛羽真と仲間たちのおかげで世界は救われたかに見えた。
しかし、タッセルとともにいた白い服の男はゆっくりと首を振る。
どうやら、まだ終わってはいないようである…
そして、飛羽真たちを物陰から見ていたサウザンベースの神代玲花も同様、冷笑していた…
個人的に気になったことや感想など
①現実世界に出てきていたタッセル達は何をしに来ていたんだろう…
賢人がカリバ―との戦闘後夜の公園で倒れていたシーンで、現実世界にいたタッセルと謎の男。
一体何をしにきていたんでしょう?
飛羽真達と接触するでもなく、ただ賢人が消えるのを見に来ていただけ?
本編に登場する必要は果たしてあったのでしょうか…
今回の第15章でも、現実世界への登場シーンはありませんでした。
しかし、次回予告にではこの男が聖剣を手にしている姿が!
どうやら、謎の男も剣士だったようです。
次回以降はまた、飛羽真達のいる現実世界に登場するのでしょうか?
②剣士4人の変身解除後、なぜか自分たちまで変身解除しているストリウス達
わざわざ変身を解く意味ある!?なんでだろう…と思っていたら、どうやら演出上のこだわりがあったようです。
アクションシーンでは坂本監督のこだわりポイントも満載!
まずは坂本監督が、どうしてもやらせてあげたかった!ということで、敵の幹部3人の変身前の状態でのアクション!
台本には素面でのアクションの記載はまっっったくなかったのですが、いろいろなことを調整してそれぞれキャストの得意なことや演じるキャラクターの個性を発揮できるようにアクションシーンを組み立ててくれました。引用元:仮面ライダー公式ポータルサイト
敵の幹部、ストリウス役俳優さんたちの顔出しアクションを取り入れたかったがための変身解除だったのですね。
少々無理がある?展開にも思えましたが、実際動きのキレの良さは見栄えがありました。
③芽依と倫太郎はもはや公認カップル状態
「顔をあげろ、倫太郎!」「倫太郎、思いっきりやっちゃってー!」「いっけー倫太郎!」
と、もはや倫太郎しか応援してない芽依ちゃん。
そのめいちゃんの声援に「任せてください!フン!」と応えている倫太郎。
倫太郎が吐血して倒れた時も芽依ちゃんが1人で付き添ってたし、倫太郎にお姫様だっこされて芽依ちゃんは目を♡にしてたし、倫太郎の活躍シーンで手でハートマーク作っちゃってるシーンもどこかで登場していたような。
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これこれ。
見ていてほのぼのしちゃう2人の掛け合い、もっと見てみたい気もします笑
おわりに
次回はどうやら新たな剣士登場。
そして救えたかに見えた世界にはまだ問題がある様子。
次回もどんな展開が待っているのか楽しみですね。
次回放送は年内最後、12月27日の予定です。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!