【仮面ライダーセイバー】第20章の詳しいネタバレ!王様メギドの目的は?

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仮面ライダー

仮面ライダーセイバー第20章「牙城を崩す、剣の意志。」の詳しいネタバレです。

激情型の蓮、飛羽真を信じたいが組織への妄信も捨てられない倫太郎。
タイプは違えど、飛羽真とぶつかりあってしまう若い剣士たち。

そして、再び現れたデザストにも不穏な雰囲気が漂っています…

以下、ほぼ書き起こしのネタバレとなります。

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第20章「牙城を崩す、剣の意志。」の公式よりも詳しいネタバレ

冒頭のタッセルのセリフ

皆さん、ボンヌ・レクチュール!
模型好きの高校生がメギドにされそうになってるんだ!
飛羽真がそれを食い止めようと頑張ってるけど、
ソードオブロゴスでは、玲花が裏で怪しい動きをしてるんだ。
もう~~!とっても心配!

逃げた王様メギドを追ってきた飛羽真たち。

飛「遅かったか…」
見上げる先には、既に車が何百台も積み重なった巨大な壁が出来ていた。
メギドは車の壁を作っては逃げることの繰り返しで、これでは本の反応を追ってきても間に合わない。
王様メギドの目的は、一体何なのか?

とにかくメギドを探そう!と二手に分かれて探すことにするが、そうやって話しているうちにユーリは捨てられた自転車を見つけて勝手に乗って遊んでいた…

一方、変身が解け、どこか生け垣の陰で座り込む慎吾。
息も絶え絶えに「助けて…!」と叫ぼうとするが、王様メギドに意識を乗っ取られて再び変身してしまうのだった。

人間がメギドにされている、飛羽真の言葉が正しかったと知った剣士たちは

尾「本当に人間がメギドに!?」
大「ああ、確かに見た」
ストリウスらは、本を使ってメギドを創っている。
サウザンベースでは、大秦寺が尾上たちへ自分の見てきたことを報告していた。

「やはり飛羽真くんは嘘をついていなかったんですね」
そう言って飛羽真が嘘をついていなかったことに安堵する倫太郎と、
「メギドが人間だとしたら、むやみに攻撃できねぇ」
冷静に事実から対策を考えようとする尾上

そこへ、背後から玲花が口をはさんでくる。
例え人間でも、メギドになってしまえば手遅れ、世界を守るためには倒さなければならない。

世界を守ることが賢人との約束で、僕たちの使命。
それなのに、どうして仲間であるはずの飛羽真とまで対立することになってしまったんだ。
どうすればいいんだ、賢人…

消えてしまった賢人に思いを馳せる4人に、玲花はなおも冷酷に言葉を続ける。
「エスパーダが死んだのは誰のせい?上條大地でしょう。
彼と同じことを神山飛羽真がやろうとしている」
ならば、彼を止めるのは当たり前でしょう?そう言いたげに打ちひしがれる蓮に近寄り静かに迫る。

飛羽真は光の剣があれば(メギドになった人間も)救えると言っていた。
大秦寺がつぶやくと、玲花は
「でしたら光の剣の回収も急いでください。
それができなければ、メギドを倒すしかありません」
と、剣士たちに選択の余地も、考える時間も与えまいとするかのように言い募る

小説家がうんと言えば話は早いんだが…
尾上が悩まし気にこぼし、黙り込む剣士たち。
倫太郎は何かをにらみつけるように、唇をかみしめながらじっと前を見据えていた。

ソードオブロゴス側にも力を求める者がいる…対立に気づいたメギド達

ソフィアが失踪していること、剣士たちが仲間割れしているらしいことを知ったストリウスら
スト「ソードオブロゴスの方々も、光の剣と炎の剣士を狙っているようですねぇ」
ズオ「仲間割れとは笑えるな!」
傑作だと言わんばかりに面白がるズオス。ストリウスも何か考えあり気に続ける。
スト「向こう側にも、我々と同じ考えの物がいるかもしれませんねぇ。力を求める、何者かが」

記憶の中の賢人の言葉に、納得できず苛立つ蓮

屋上に一人佇み、在りし日の賢人の言葉を思い出す蓮。

飛羽真には俺たちと違う強さがある。
お前もいつか、その強さがわかる日がくるさ。
そう言って、蓮の肩に手を置き、にこりとほほ笑んだ賢人。

なんであいつなんだ!
蓮は苛立ちを押さえきれず叫ぶ。

そんな蓮の背後に、またしても現れる玲花。
「雷鳴剣黄雷は、まだセイバーが持っています」

玲花の言葉に、振り返ることなく天を仰ぎ、そして俯く蓮。
持たれていた手すりを乱暴に叩くと振り返り、怒りで歯を食いしばる。
「あんたに言われるまでもない…ッ!!」
(俺が、飛羽真から剣を取り返してやる!)

メギドに侵食されながらも必死に抗う慎吾。早く救わなければ!

二手に分かれて慎吾を探しまわる、飛羽真、そして芽依とユーリ。
飛羽真は慎吾を探しながら、大秦寺の戦闘中の身のこなしを思い出していた

「あれが、本物の剣士…」
俺も、あんなふうになれたら…

そこへ、
「神山さん…」
建物の陰から腹を押さえた慎吾がよろよろと歩いてきた。
慎吾に気づき、名前を呼びながら駆け寄ろうとする飛羽真。
しかし慎吾は苦し気に呻きながら反対方向へ駆け出し、メギドに変身。
街の車を次々集めては積み重ねていく。
慎吾の中で、白いアルターブックの大部分が赤く染まっていく…

「慎吾君を返せ!!」
飛羽真はセイバーに変身し、取り押さえようとメギドにしがみつく。
「僕が作りたいのはこんな街じゃない…!」
メギドの中からは慎吾の声が響いてくる。
慎吾の意識が消えてしまう前に救わなくては!

しかし、王様メギドに突き飛ばされ、背後からはやってきたレジエルに斬りかかられ、セイバーは不利な状況に陥ってしまう。

怒りに我を忘れる蓮。セイバーの思いはまるで届かない。

そこへ、蓮が現れた。

俺はメギドと戦うから、レジエルを引き受けてくれ!
そう蓮に頼むセイバーだが、蓮はなぜか返事もせず、こわばった顔で剣斬に変身する。
そして、セイバーと戦っていたレジエルを斬りつけると、迷いなくセイバーへと向かってきた。

剣斬「雷鳴剣を返せ!!!!」
そう、剣斬の狙いは”セイバーから雷鳴剣を取り戻すこと”、飛羽真を助けに来た訳ではないのだ。
剣斬「賢人君を斬った上條を信じるようなお前が持つべきじゃない!!!」
そう叫び散らしながら、怒りで我を失いセイバーを斬りつける。

剣斬からもレジエルからも攻撃され、万事休すのセイバー…

そこへ、ようやくユーリと芽依が駆けつけた。
早く変身して!と芽依が急かすが、なぜがぼうっと突っ立ったまま変身しようとしないユーリ
しびれを切らした芽依はユーリのマントに手を突っ込み、勝手にベルトを取り出し装着!
さらに勝手に本を取り出し、勝手にベルトにセットする。

されるがままだったがすっかり変身の用意が整ってしまい、ユーリは不満そうに嫌々変身する。
そして一瞬でレジエルと剣斬を弾き飛ばし、飛羽真の手へ。

すぐさまセイバーは光の聖剣で王様メギドを斬ろうとする。
しかしまたもレジエル・剣斬に邪魔をされた末に王様メギドのクラウン攻撃を受けてしまう。

巻き添えをくって芽依も(変なポーズのまま)爆風に弾き飛ばされていく…

爆発を受けたことで剣斬の攻撃が止み、セイバーはその隙にドラゴニックナイトに変身。
そして再び王様メギドの方へ向かうが、やはり剣斬はセイバーに攻撃を加えセイバーの妨害をする

話を聞いてくれ、この光の剣でメギドを救えるんだ!
そうセイバーは説明するが、ならば自分がその件を奪いメギドを救う!!と更に攻撃の手を強める。

この収集のつかない状況で、またしても混乱のタネが現れる。
カリバ―の死後行方をくらましていた、デザストだ。

レジエルは(カリバ―から自分の本を奪ったことで)自由になったと言い、レジエルの指令に背いて自分の意志でセイバーを攻撃し始める。

セイバーがレジエル・剣斬・デザストから3対1で攻撃されているうちに、王様メギドの壁はどんどん完成に近づいていき…そして、完成。

セイバーを攻撃する剣斬を見たデザストの
「やはりお前はこっち側だな!」
という言葉に激高した剣斬は一時セイバーから離れデザストに斬りかかるが、デザストは何故か途中で消えてしまう。

あっけに取られあたりを見回す剣斬だったが、その隙に城を完成させた王様メギドも、それを追いかけたセイバーもいなくなっており、残されたのは自分ひとり。
剣斬は怒りに我を忘れ、剣を投げ捨て叫び声をあげた。

和解するかに見えた飛羽真と倫太郎。しかし…

一方、メギドを追いかけて走ってきた飛羽真の前には、倫太郎が現れた。
「普通のホモサピエンスがメギドになっていたんですね!」
飛羽真が力を求めて組織に背いている、という疑いがはれたためか、倫太郎の口ぶりはこれまでどおり、明るいものだった。

倫「一緒に、協力して人々を助けましょう!」
その言葉に微笑み、もちろんだ!と返す飛羽真。

しかし、飛羽真が組織の中にいる真の敵について言及した途端、倫太郎の表情が曇る
組織の中で本と聖剣を集めようとしている”真の敵”を探してほしい…そう言いかけた飛羽真の言葉を
「組織の中に真の敵などいません!!」
と語気荒く遮った。

そいつが力を手に入れようとしてるんだ…!
説得しようとするも倫太郎は黙り込み、背後で見ていたユーリは呆れたようにため息をつく。

そこへまたしても玲花が現れて口を挟み、話を混乱させる。
「力を求めているのはあなたでしょう」
倫太郎曰く、マスターロゴス(ソードオブロゴスを束ねる人物)の代理だという玲花は、飛羽真が力を手に入れようとしていると決めつけ、高圧的に話し続ける。
あなたが力を手に入れようとしても、我々が必ず阻止します…

そこで、それまで静観を決め込んでいたユーリが3人に歩み寄りながら言う。
「飛羽真は力を手にする運命にある」
飛羽真が力を手にする、という部分に反応し、飛羽真とユーリを見つめる倫太郎。
(力なんて求めていないと言いながら、結局力を手に入れるつもりなのか…?)
晴れたはずの疑惑が、再び倫太郎の心にくすぶる。

ユーリは続けて玲花たちサウザンベースの目的を問うが、玲花はこともなげに「世界の平和」だと言い、いずれユーリ(光の聖剣)もこちらにくるのだと言い残し去っていった。

残された倫太郎も玲花を追い、その場を去る。
なんとも言えない空気の中、飛羽真のスマホの着信音が鳴る。
相手は芽依で、うち、わかっちゃった!と、大事なことに気づいたらしいことを告げる。

王様メギドの目的は○○を作ること、だった

飛羽真たちがファンタジック本屋かみやまに戻ると、そこには衝撃的な姿の芽依がいた。


松葉杖をつき、髪もチリチリに焦げ、声までしゃがれた芽依。
気づいたことというのは、メギドが車を積み上げた場所についてのことだった。

メギドがこれまで造った壁の位置はばらばらであるように思われていたが、実は円状に広がっており、どうやら中心に城を造ろうとしているらしい。
まるで、慎吾が作っていた白のジオラマのように…

飛羽真とユーリはすぐさま、地図の指し示す場所へと向かう。

飛羽真の覚悟を受け、ユーリは動く

芽依の予想どおり、王様メギドは壁たちの真ん中にあたる位置の建材置き場にいた。
今度は車ではなく建材を積み上げ、城を造っていく…

飛羽真とユーリは変身し、王様メギドに斬りかかっていく…
が、またもストリウスが現れセイバーの妨害をする。
そこでユーリがシャドーに変身しメギドと戦うが、メギド最後の攻撃でアルターブックが真っ赤に染まり、ついに新たな本が完成してしまった。

セイバーはストリウスの爆破攻撃を受け変身解除に追い込まれるが、なお諦めずストリウスと戦い、最光にはメギドを斬ってほしいと頼み込む。
そしてドラゴニックナイトに変身すると、大秦寺の動きを使った攻撃をストリウスに仕掛け、ストリウスを圧倒。

セイバーの覚悟を評価した最光は単身メギドを斬り、無事慎吾とメギドの分離に成功する。
セイバーは更に王様メギドに渾身の一撃を加えてメギドと白を爆破した。

ユーリの言う”メギドや組織と戦うための準備”とは?

無事ファンタジック本屋かみやまに帰ってきた慎吾は、楽し気にジオラマの汽車に魅入っていた。
壁際に座るボロボロの飛羽真と芽依だったが、飛羽真は芽依に本のリストを渡し、ノーザンベースからそれらの文献を持ってきてほしいと依頼。
そして自分は来月号の分まで小説を書くと宣言する。

古い文献を調べれば、ルナのことや、真の敵の目的がわかるかもしれない。
調べることは山積みだが、やれることはやっておきたいと飛羽真は笑う。

本を取りに行くため、脚を引きずりながら芽依が歩き出そうとした…
その時、ユーリがコミックを手に唐突に話し出す。
「俺も、メギドや組織と戦うための準備をしよう」

剣士としての本来の力を取り戻す。
そうだ、これ(コミックのヒーロー)にしよう。
手に持ったコミックのキャラクターを見ながら言うユーリに、意味がわからず問い返す芽依。
ユーリは質問には答えず芽依と飛羽真の顔をいきなり鷲掴む!

すると、2人の怪我はユーリも持つ力で全て完治してしまうのだった。

真の敵は誰なのか?組織の矛盾に気づき始める尾上と大秦寺

サウザンベースでは、尾上と大秦寺、先輩剣士2人が小声で話していた。
尾「で?剣を交えてどうだった?」
大「あいつの剣からは、何も響いてこなかった」
尾「そうか…」

周囲を見回し自分たち以外誰もいないのを確認し、更に声をひそめて大秦寺は続ける。
大「それと…ストリウスがソフィアのことは知らないと」
つまり、ソフィアを誘拐したのは、ストリウスらではない。
尾「簡単には信じられないが、奴らじゃないとしたら…」
2人の中で、俄かに湧き上がる疑念…

その頃、ソフィアはやはり囚われたまま、本に囲まれた小さな部屋に座らされていた。
その傍らには、暗い藍色に見える服を着た男が…

おわりに

剣斬の激情ぶりと倫太郎の組織への思いの強さ、それ故に飛羽真とぶつかってしまう様子は、見ていて非常にもどかしくなりました…
ですが、どうやら先輩組は組織の矛盾に気づき始めたようですね。

デザストの行動の目的も気になるところです…!

 

仮面ライダーセイバー、次回放送日は2月7日の予定です。

最後までご覧くださりありがとうございました!

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