実はこの春、東海地方に引っ越してきたばかりの私(´ω`)
スーパーで馴染みのない食材に出会うこともしばしばあります。
野菜コーナーで見つけた『かりもり』もその一つ。
どうやって食べるのかわからないのでしばらくスルーしてましたが、好奇心に負けて先日ついに買ってしまいましたw
買ってからさあどうしよう!調べたことなどを備忘録的にまとめておきます。
かりもりってこんな野菜です
かりもりおよび早生かりもりは明治時代から濃尾平野で栽培されている漬物用の白瓜の一種で、愛知県の伝統野菜に認定されている。現在は、清須市、丹羽郡大口町で主に生産されている。別名・堅瓜(かたうり)の名の通り、非常にかたい瓜のため、漬物以外で食されることはほとんどない。身がしまって厚いことから、漬物にしても歯切れの良い食感を楽しめる。
濃尾平野の南に広がる知多半島は、古くから交通の利便が良く、醸造業が栄えた地域で、最盛期には200を超える酒蔵があったという。かりもりの生産がおこなわれていた地域と近かったこともあり、これらの酒蔵から出る大量の酒粕を使った粕漬けが根づいたのではないかといわれている。丹羽郡扶桑町の特産品である守口大根とともに漬けられることもある(守口大根の酒粕漬けは「守口漬け」といい、これも名古屋名物として知られる)。
かりもりという名は、漬物にした時もカリッと食感が良く、ごはんがもりもり食べられるというところからきているという。
引用元:農林水産省「うちの郷土野菜」
かりもりは愛知県の伝統野菜で、お漬物用の瓜の1種なのだそうです。
どうりで他県出身の私は見たことも聞いたこともなかった訳ですね(^^;)
写真の通り見た目は緑色で、触った印象としてはスイカの皮のような固い感触でした。
ただ、皮は固いものの、中身は瓜っぽくシャクシャクシャリシャリしていました。
どんな栄養があるの?どうやって食べるもの?
主な栄養成分は、ビタミンC、カリウム、マグネシウムなど。
早い時期に採れる品種もあるので3月下旬事から収穫は始まりますが、旬は6月~8月なのだそうです。
元々がお漬物用の瓜だということもあり、基本的にはお漬物(粕漬け、ぬか漬け、塩漬けなど)にして食べることが多いようです。
しかし、レシピ検索サイトなどで調べると炒め物や煮物にしているレシピもあります。
様々なレシピを読んでいった結果、要は
・外側の固い皮を剥いて取り除けば、生(浅漬けなど)で美味しく食べられる
・塩や麹や粕漬けにして皮を柔らかく出来れば、皮つきで食べられる
・炒める、煮込むなどして火を通して食べるもよし
ということだと判断しました(`・ω・´)
キュウリ・ズッキーニ・冬瓜などの代用として使えそう!
実食してみた感想
色々食べ方を調べて書き出してみたものの、初めて食べるものなのでまずは基本から!
と思い、今回はぬか漬けにして食べることにしましたw
かりもりを縦に2つ割にし、キュウリの浅漬けを作るときの要領で真ん中の種をかき出します。
そして切らずにかたまりのまま塩をまぶして、ぬか床に漬け込み丸1日、完成!
これでええんかな、どうかな~と思いながら食べてみた感想は、
(夫)棘のないキュウリみたいやな
(私)瓜やな。ぽりぽりしておいしい~
普通に美味しい瓜のぬか漬けでした!
確かに主人のいう通り、同じウリのキュウリのぬか漬けとも味がよく似てます。
これで味がわかったので、安心して別の料理にも使えそうです!
食わず嫌いしてちゃもったいないですね!
また見つけたらすぐ作ってみます!